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No.71 ミオニ
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age:16
sex:女性
height:159cm
weight:51kg
Trend:理由があれば
Favorite:ヒロ
Hate:あらそい
Comment
ユチオイヨマヲフキャオコソシ
【Battle_Log】
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フタハナ島に住むクサマハ族の少女ミオニ。

里の人々を導く巫女になるべく修業をしていたが、
才能はなく、師である人が17で巫女を務めていたにも
関わらず、彼女は16歳になってもついぞ認められることはなかった。

師は以前行われたフタハナにて島を旅立った。
彼女を導く者はもうおらず、自ら何かを為すしかない。
思い立った彼女は、此度のゲームに参戦する。

tes

PLより:バディあり。NG特にありません。ロール公開ご自由に




彼女は里の落ちこぼれだ。

クサマハ族はその身に月や太陽の印を与えられ、
はじめて一人前と認められる。

ミオニにそれがない。
何をやってもうまくいかない。
戦士や呪術師はおろか、嫁入りのための針仕事も満足もできない。
たくさんたくさん努力して、それでも何もできず馬鹿にされる。

悔しい思いをして涙を流せば止まることはない。
ついた呼び名が『泣き虫ミオニ』。

そんなミオニが、ある日一人の少女の眼に止まった。
クサマハ族で最も賢いもの、導き手たる巫女の者だった。

彼女はミオニを見つけると、ミオニには巫女としての才能があるといった。
ミオニにはそれを信じることはできなかったけれど、
初めて彼女は、他人に認められたと思ったのだ。

嬉しくてたまらないミオニはそれを師―せんせい―と呼び、
教えを請うて来る日も来る日も追いかける。
まるで子犬が親を追いかけるように。

師は自ら道を得よと説き、特別なことはしなかったが、
彼女の知る知識を少しずつ、ミオニに分け与えて行った。
ミオニはよく覚えた、よく学んだ。
けれど今一つ才能が開花することはない。
やはり自分は落ちこぼれなのだと思ったけれど、
自分を認めてくれた人のために何かをすることが酷く心地よかった。

少したった折、師はこの島で行われるデスゲームに足を運んだ。

皆が恐れて里に引きこもる。ミオニもそうだ。
島のあちこちでけたたましい音が響く。
動物が狩りつくされ、人の血が流れる。

ミオニは大層怖かったけれど、師はそれでも帰って来ない。
何かしなくては、と思ってしまったのは、自然なのだろう。
いてもたってもいられず、ミオニは外へと飛び出していく。

狩りは男の仕事だ。川も里の程近くあるから、
一人前ではないミオニはほとんど里の外に出たことがない。

森は暗い。あてもなく師を探して彷徨って、
大変よく歩いたと思ったそこは、里の座標を10ほどくだった場所にすぎない。

少し疲れを感じていたが、人影を見つけた彼女は喜んだ。
師だ!目を輝かせて駆け寄るミオニに人影は、大層、大層、愉悦交じりに微笑んでいた。

―――そうやってミオニの一生は呆気なく閉じてしまった。
腹を切り裂かれ、夥しく血を流して、死んでしまった。


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皮肉なことだが、死を契機に彼女の巫女としての才能は目覚めた。
この島の力の一端を借り受け、幽霊として魂を一時的に留めた。

けれどミオニは自らの死すら記憶から取り落として、
泣き虫ミオニはそこにいる。