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No.163 ゆず
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age:18
sex:. ”. ..
height:145cm
weight:軽い
Trend:理由があれば
Favorite:シレネ、大切なひとたち
Hate:感情、欲
Comment
*シレネの指輪を撫でている*
【Battle_Log】
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■高砂 ゆず(たかさご-ゆず)
鞄の中には本がたくさん。
スマホの中には音がたくさん。
いつも何かを読んでいて、いつも何かを聞いている。

校則がやや厳しいお嬢様高校の3年生。
至って”普通”に至って”真面目”に、至ってそれなりの”お嬢様高校の女子高生”として過ごしてきた。

……お遊び半分、真面目半分。
アンケート用紙みたいなものに書き込んで―― 


ゆず
高砂ゆずは、性自認がない。
中学生に上がった頃、何かと女の子として愛でられる事に苦痛を感じていたことを両親に話したら、尚の事、より一層、それをさせられる事になった。
まるで告げた事が冗談だと思われてるような。
初潮を迎えた時、あんなに気持ち悪かったのに。分かっては貰えなかった。
大きな胸が、”女”の体つきが、どうしようもなく嫌になっていく。

だけど、それが両親の普通で、周囲の普通で。
自分は両親の事も、好きだから。
自分はそれを望まれている。
だから自分はそう在らないといけない。

それはいつしか、自分の性を受け入れて普通に生きる人達に。
それはいつしか、自認もはっきりと持っている人達へ羨望を抱き。
それはいつしか、「全部ぐちゃぐちゃになって壊れてしまえば良いのに」という破壊願望へと繋がった。

だから、女も男も関係なく、ぐちゃぐちゃに、どろどろに、溶け合って、こわれていく本や映像を好むようになって。
気付けばそれに性的興奮を覚えるようになった。
見るのが、聞くのが、気持ち良い。
島に来て得た異能は、それらを自分で可能にさせるという事だった。
囁かれて、さそわれて、促されるままに快楽を得ていた。

夜の電車。家をこっそり抜け出して、危うい夜を過ごしたり。
そういうコトを、こっそり眺められるようなトコロに行ってしまったり。

女の身体はやっぱり嫌いだから、女としてしか見て貰えないような行為は嫌いだった。
――――高砂ゆずは処女である。

他者への破壊願望。
自分への破壊願望。
こわれる光景を見る事への、快楽的欲求。

それらを内に秘めていたゆずは、けれどそれらを覚えるのは異常だと分かっていたので。
願っていた。
半端な存在から、明確な存在になれる事を。
願っていた。
自認する性別が、はっきりする事を。
願っていた。
……こんな自分の中身を共有できて、共感してくれる、誰かがほしいと。

こんな自分でも、しっかりと。はっきりと。
女でも男でもなくたって、誰かを好きになれればと。
こんな自分でも――”愛し合って””一緒に興奮してくれる”誰かが、欲しいと。

狂気と色欲と、強い独占欲に侵されていたゆずは、たった一人を見失って、それらが爆発してしまった。
全てがこわれていった。
……一人の少年に「私のシレネになって」と願ったゆずは。
彼を彼女と思い込んで、しあわせを得ようとした。

今はもう、ちゃんと、彼女と彼を分かっている。


ゆずはこわれている。こわれてしまった。
根っこの部分はきっと変わらないけれど、こわれるのが。
”始まり”と”終わり”なら。
この先こわれたままでも、何でも、今のゆずで紡ぐ物語があるだろう。


”願い”は譲渡された。
曖昧で退屈な物語ではなく、貴方が望む物語を、しっかりと、歩んで行けるように。

*――【曖昧から明瞭に】
*――世界がより鮮明に


ゆずの胸に宿るのは。
少女の思いと、少年の思い。

例えこの島の制限が、強制力が在ろうとも。悪意が在ろうとも。
そんなものを振り払って、自分達は選ぶのだ。
心からの想いで、心からの願いで。

――貴方と永久の誓いを、此処に。





PL*スカ系以外NGなし。PCはその限りではありません。
*あなたを不快にさせる言動/行動がある可能性があります。
*ログ公開フリー。
*基本NGなしですが何かあれば自衛をするのでご安心を。
*殺し殺され前後どっちかでもロールがやりたい派です。ただの希望。
*その他何かありましたら、メッセージよりこっそりどうぞ。


   *_.-.… ..‥ . .  .  PL:


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