バー「Sappho」のバーテンダー。

在学中、年上の恋人の影響でバー巡りにハマり、
別れてからも一人で遊びまわった。
その内好きが高じて遂に自分の店を持つまでに。

銀行員という堅い職業から一転して個人事業主になることに
親からは猛反対されたが、それを押し切って開業。
現在２年目、テナント料で儲けはほとんど飛ぶけれど、
概ね今の生活には満足だ。

ある日家に帰ってきて、疲れ切って眠ろうとしたとき、目の前に招待状が現れた。
夢うつつでそれにサインして、気が付いたらこの島にいた。
招待状に書いたこと？
忘れちゃった、何せ疲れてたからね。

因みにバーの名前「Sappho」は、レズビアンの語源になったレスボス島の女詩人の事。
つまりはそこはレズバーで、彼女自身も当然のことながらビアンだ。
同じ界隈の人なら来たことあるかもね。

〇異能
水の中で早く動ける。
その代わり地上では喋れない。
あとはまぁなんやかんや。


〇交流
No.253　梁川 契
　　　　契クン。話してるうちに仲良くなって、少しの間行動を共にすることに。
　　　　調子が良くて口が上手い、悪く言えば少し軽薄な子。
　　　　バディとかパートナーっていうのに何か含むところがありそうだけど、果たして。
　　　　……彼は軽薄なんかじゃなくて。一見そう見えるだけで、ずっと私を心配してくれていた。
　　　　誠実で、優しい子だ。
　　　　どうか生き延びて欲しい。

No.235　一色谷獄長
　　　　一色谷さん、獄長サマ。キツそうな見た目や言動に反して優しい人。
　　　　同じ脱サラ個人事業主なので、そんなところにもちょっと親近感を持ってたり。
　　　　……異能の代償で消えそうだった私を拾い上げてくれた人。
　　　　異能の代償を申告したとき、間髪入れずにエンゲージを申し出てくれた。
　　　　集まった人、誰一人欠けることなく返す、そのためにできることは何でもする、って。
　　　　多分私はその時に、この人に魅入られてしまったんだと思う。

No.84　 先橋さん
　　　　先橋さん。疲れたＯＬ。最近安酒しか飲んでないとのことなので、
　　　　美味しいお酒を飲ませてあげたい。
　　　　最近、とみに焦りが見られる。抱えているものがあるのか。
　　　　手伝えることがあるなら言って欲しい。
　　　　……心なしか顔つきが柔らかくなった気がする。
　　　　ここの人たちはみんな本当に優しい。良かった。

No.171　ユラ・フェイリィ
　　　　ユラちゃん。身体崩壊の呪いを受けた少女。
　　　　"向こう"に居場所がないという彼女に、ただ生きて帰れなどと言えるはずもなく、
　　　　さりとて背負うこともできなかった。
　　　　多分、「何がしてやれるだろう」とか考えることすら、醜い独りよがりの贖罪願望なんだろう。

No.323 あゆむ
　　　　あゆむ。女装男子。女装というより可愛いのが好きなだけか。
　　　　友達を想い、二律背反に悩みながら、その人のことを打ち明けてくれた。
　　　　私の不注意から彼の大事な人に殺しを重ねさせてしまった。
　　　　でも彼は私たちが思うよりずっと強くて。
　　　　正しい言葉を、見せるべき顔を見せ、友達の心を守ることができた。

※オールフリーです。特にNGはありません。裏切り、殺害、ご自由に。

画像は딤달!様（https://twitter.com/Didimdal）の
Picrew「달조각 공장」（https://picrew.me/image_maker/1171011）よりお借りしました。