流行り病で死ぬ間際、朦朧とした意識の中で書類にサインをする。
そして彼女は仮初の命を手に入れた。
得た異能は相手を恨むほど強くなる怨念の力。
これは彼女自身の事であり、いわば悪霊として彷徨っていたのだ。
彼女を救ったのはNoRの面々と、襲撃してきた吸血鬼、そしてバディだった。
もう未練は無い。花畑の真ん中に鳴らないラジオがあれば、それが彼女の生きた証だ。
旧プロフ
家は映画館だったが、昨今の伝染病で廃業を余儀なくされた。
しんと静まり返った劇場。もう音も映像も流れない、だだっぴろい空間。
行き場の無い思いを抱えながら目を瞑る。
夢で何か記載した気がする。それは外泊証明書?まあいいや。
そしたら、此処に居た。
帰らないと。でも、帰ってどうなるのだろうか。
帰る場所などもう無いのに。
芽生えた目的
・自分の異能は強くないがとても厄介だ
・持ち帰ると大きな騒動を引き起こしてしまう。
・この異能を消すか、私が死ぬかのどちらかだ。
だから、同じような人達に力を貸す。異能を消すために。
そして願わくば笑顔で島を去れるように。
↓
ありがとう
異能
異能名:レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
射程:なし 破壊力:? スピード:? 精密動作:C 持続力:A 成長性:なし
◆襲撃してきた相手を恨み、どんどん力を増していく異能。
◆一日一回程度、相手へ恨みが込められたメッセージを送る。
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@特にNGありません。ログ公開等ご自由に。