退廃した世界に住む官僚。
元々は創作好きでクリエイターを目指していた少年だったものの、
"とあるバーチャルアイドル"のプロパガンダによって引き起こされた大規模戦争で世界が荒廃。
戦後はその責を問われるように表現の自由が規制され、"自由な創作"は消滅し、彼は道を諦める。
『遊んでもつまらない』
『作ってもつまらない』
戦争および戦後の資源不足によって枯渇した資源を補う為に技術そのものは発達したが、
それらは"自由"を縛るために使われた。
「ふぅ。楽しかった……あれ、島で手に入れた資源が現実にある……?」
彼はそう言って、監視網から逃れている電子機器群を取り外す。
同時に"持ち帰ってしまった多数の資源と食料を確かめて、頷いた。
「やっぱり、自由なゲーム……創作はいいものだね。
……私ももうちょっと、頑張ろう。いや、もうちょっとじゃなくて……」
「もっと、自由な創作を楽しみたい」
NormalEnd
《自由の種》
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姿は女性だが、人格は男性。
いわゆる"アバター"の姿が反映されている。
声に関しては"中性的で柔らかい。"
イントネーションに関しては女性のそれに近い。
耳が聡いか、同類なら勘づくことは容易いだろう。
口ぶりから、「退廃した近未来」からの来訪者であることが伺える。
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彼の在る世界観と人生背景から、独特な倫理観を持つ。
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