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No.54 六鐘
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age:22歳
sex:女性(元男性)
height:154cm
weight:49kg
Trend:理由があれば
Favorite:紫色、流星、金盞、みんな
Hate:無視、病気、金盞
Comment
「みんな、みんな、大好きだ」
【Battle_Log】
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逢う魔が時に、暮れ六つの鐘が鳴る。

時計回りの悪魔は、夕闇に嗤う。




鐘が鳴る。

一つ目の鐘が鳴りました。
それは偶然逢った、妖精の為に鳴りました。
心臓が高鳴って、秒針の音は続きます。



鴉は鳴く。

二つ目の鐘が鳴りました。
それは呪われた、隣人の為に鳴りました。
時間は進みます、加速を続けながら。



子供は泣いて。

三つ目の鐘が鳴りました。
それは死に急ぐ、隣人の為に鳴りました。
例え早足で駆けたとて、命は有限です。



人影は無くなり。

四つ目の鐘が鳴りました。
それは生き延びようとする、魔術師の為に鳴りました。
加速を続けます、心臓は未だ音を鳴らします。



橙は亡くなって。

五つ目の鐘が鳴りました。
それは流星を願う、友人の為に鳴りました。
高鳴ります。進みます。加速します。消費されます。



紫が哭くのを望み。

六つ目の鐘が鳴りました。
それは世界を崩壊させてしまう程の、願いの為に鳴りました。
減速します。減速します。最期の場所が、見えてきます。



そして最期は、

夜の帳が下りました。
真っ暗な夜闇の中、輝くブーケと赤い赤い血液だけが、悪魔の世界を彩ります。
夕闇の中でしか生きられない悪魔は、星のない空を見ながら、意識が薄れていきます。

しかし悪魔は、幸せでした。
此処まで来れたのは、それだけ自分の命を託す事が出来たという事で。
このブーケがあるのは、彼が自分を大事にしてくれていた証拠で。
嬉しくなった悪魔は、同時に安心を覚えて。
ゆっくりと、ゆっくりと、目を閉じるのでした。










「俺、お前の事が好きだよ」

「好きだったからこそ、こうしたんだ」

「なあ、寂しいよ」

「星が見えない空の下で死ぬのは、寂しいよ」



「なぁ、金盞……」




「バカでごめん、自分勝手でごめん」


「あの世で待ってるから、嫌わないで……」




夜の帳が下りるまで

水素水の精[95]
俺が一回目に力を使った相手。水素水の精で健康的で清潔なイメージがないといけねーのに、風邪引いてたっぽいから治した。代わりになんか色々貰って……水素水も貰ったな。これ、地獄で飲んでもイイヤツ?

ルールゥ[172]
金盞が殺した後、それから金盞に呪いをかけるように先導した奴。俺に対して減らず口聞きまくりやがって!でもなんつーか、憎めはしなくて。一回つついたらやり過ぎたから、ちょっと反省した。
途中でママだのなんだの言うもんだから、ちゃんとママらしく褒めてやったぜ。約束は守れないって言われたけど、俺も本当は星が見たかったから。嬉しかった。
ほんとはずーっと耳と尻尾が羨ましかったから、次会う時には俺にもママらしく耳と尻尾が生えてたらいいな。そしたらさ、次もまた言い合ったり出来るかな。

アルバート[69]
俺が五回目に力を使った相手。最初っからかるーく話したりはしてたが、まさか最後にお前の舞台に花を添える役割につけるだなんて最初は思ってもなかった。誰も死なせない、ただ綺麗な星を見せる為にめっちゃ頑張ったえらい奴。
ビー玉とあめちゃんと、五色の花!ありがとな!でもビー玉間違って口の中に入れて、歯が折れるかと思ったが!?紛らわしいわ!!俺はあめちゃんは噛むタイプなんだよバーカ!!

リリィ[180]
俺と一緒で性悪で、悪趣味な女。他人に一生消えない傷跡を残して死んで、その後の人生の中でずっと背負ってもらおうとした悪い奴。俺も同じだから、俺達は仲間だよ。
金盞に呪いをかけやがったから腹立ってたが、バートからリリィは死にたいらしいって聞いて話しかけた。そしたらな、俺達奇妙なくらいに似ててさ、最終的に二人で流星群を降らす計画を立てたんだ。そのお陰で友達も増えたし、感謝してるよ。
紫の花六輪と藍色の花が一輪、あとケーキもありがとな!紫の花が六輪なのはその……や、何でもない。
お前、結局さっさとこっち来やがって。まぁお前らしいけど、さあ。……へへ、でもお互い沢山の星を見て、死ねたかな。作戦、大成功でいいか?

名無しのメイド[254]
言葉は一つも交わさなかったが、印象が深かった奴。いきなり血塗れで出てきて驚かれたり、生き返ってすぐ殺されて、それでも立ち上がろうとして。そうまでして叶えたい願いがあるのかって、俺は凄い気になってた。結局聞けなかったし、俺は斬りかかられただけになっちまった。
なぁ、俺はお前からしたらただ斬りかかっただけの何処の誰かも分からない奴だが、お前は幸せになったか?お前を大事にしてる奴がいたみたいだから、そうなって欲しい。

レーグル[109]
なんか近辺に回復魔法みたいなのをかけてた時に話しかけた相手、俺が四回目に力を使った相手でもある。怖がりで滅茶苦茶色んな事にビビってて、見てて心配になる奴だった。でも優しくて良い奴だ。
俺も金盞も花は使わないから、必要な花を渡して帰る手助けをした。俺の命の欠片を持って生きて、出来たら専門外だけど病の研究もしてくれるって言ってくれて嬉しかった。
でもアイツ、もう。……なあ、俺はまたお前に会えるかな。星は、見られたかな……。

伊庭[110]
俺が六回目に力を使った相手。最初の大規模詠唱の時から弄り甲斐がありそうな奴だな~とは思ってたし、実際リリィに弄られてて面白かったな。
でも凄く良い奴で、芯と意志が強いんだなと思った。普通こんなゲーム何度も参加してまともじゃいられないだろうに、皆の為に世界ごとぶっ壊してやろうとすら思った奴で。
雑談にも付き合ってくれたし、俺の命の欠片を大事にしてくれた。すっごく男前な奴だよ、男の俺からしてもな!
四色の花と薬箱、ありがとな。お前のお陰で七色揃っちまった。すごい話だよ。薬箱くれたのは、俺が病にかかってたの話した所為かな……優しいなあ。
世界ぶっ壊せなかったのは残念だけど、謝んなよ。俺、最高で最強な計画に、お前の強い意志に力添え出来たんだから誇りに思ってる。それにさ、俺やリリィを笑顔にしたんだ、その点は大成功だぜ?

ほしのこ[188]
ミティカって名前らしい。支援を持ちかけて断られたけど、俺なんかよりずっと立派な協力者がいたみてーだな。心配はしてなかったが、確認できてより安心したよ。……俺のバディが、その協力者に手を出しちまってたのはちょっと申し訳ないけど。
星を降らせる為に頑張ってたお前の輝きが、星以上に光ってた気がするよ。良いもの見せてくれてありがとな、幸せに地獄に逝けるよ。

ウィル[41]
俺が金盞のバディだから、流星群計画の邪魔をするなって圧力かけてきた奴だった。俺がまさか裏切ってるとは思ってる筈もないし、仕方ねーよな。口悪く色々言ってごめん。最終的には和解したし、なんか金盞とも仲良くやってたっぽいし良かった。
青色の花と歌、ありがとな。綺麗で良い香りがするし、音が聞こえて寂しくなかった。俺の魂、案内してくれるんだって?楽しみにしてるよ。今俺、真っ暗な中に星が落ちてる場所にいるんだ。早く地獄に逝かなくちゃ。

ゆん[20]
間違って殴りかかっちまった。ほんとごめん。工事の人達、流星群の時も怒らせちまったしなんか悲しいな。俺、開発中の都市見るの好きだったよ。お仕事、お疲れ様です!

知佐[38]
間違って殴りかかってきた。謝られたけど滅茶苦茶金盞が睨んでたみたいだな。なんか……媚薬くれるって話したけど、もう持ってから遠慮した。ああでも、結局俺は媚薬使わないままになっちゃったな。

アマミヤ[285]
知らない奴なのに、ビー玉と青い花を手向けてくれた。気紛れなのかな、そうだとしてもありがとな。その後小さく歌も歌ってくれたんだ。めっちゃ歌が上手いから、もしかしたらアイドルかなんかかもしれねーや。なあ、また"お前"の歌がどっかで聞きたいな!



金盞[275]

俺のバディ。二回目と三回目の力を使った。
大好きで、大嫌いで、愛してて、憎くて。俺もお前みたいに素直に生きたくて、無理だったから悔しくて、そんな優しい奴なのに自分を否定するのが許せなかった。
だから俺は見返そうとした。一番守りたかった俺を守れなかったという傷跡と呪いを、一生抱えて生きてもらおうとして死のうとした。
そしたらそもそもコイツ、生きてないって。生きてなんかなくて、俺のやった事全部無意味で!無駄で!!……なのに、俺を生かそうとしてきて。
殺してくれるって言ったのに、キスした隙を狙ってブーケを使いやがってさぁ、本当に最悪な嘘つき野郎だよ。俺以外にこいつのバディなんか務まらないよ、絶対。
お前は俺の願いを叶えないし、俺もお前の願いは叶えなかった。
俺達、裏切って、裏切られて。
一番最低最悪の、二人だよ。


一人にされたくなかったんだ。もう、一人ただ死ぬのを待つのは嫌だったんだ。ともにいきたかったんだ。
好きって言ってくれて、嬉しかったよ。嫌わないでいてくれるの、安心したよ。

……やっと、また隣に居られる。
俺、頑張ったんだ。お前についていくって行った。その通りにした。

もうお前を一人にさせないし、俺を一人に……しないで、くれ。


時計回りの悪魔
逢魔時 六鐘(おうまがとき むつがね)

奇病が生命を脅かす、とある世界の出身。
身体の一部が花に置換される病、苦痛だけが続き死には至らない病、何かを産み出し続ける病。
そんな溢れる奇病の中で、六鐘は"性別が転換する病"に罹患する。

その性別の変化は、細胞に多大なる負荷を及ぼすものの、止める手立てはない。
六鐘は一週間も経たぬ間に女性になり細胞が急激に死滅し、肉体の維持が出来なくなって病床に伏せた。
死に行く中、白い天井だけを眺める生活が苦痛になった六鐘は、とある物を使う事になる。

国から提供されている尊厳死・安楽死用の機械だ。
それは心臓の活動を維持しながらも、自分の意志で肉体の死を促進させられる。
そして命を削った分だけ、非科学的な能力を使用できるものだった。
六鐘はそれをフタハナ島で積極的に使用して、様々な人の為になった上で早く死んでしまおうと考えていた。

六鐘のその目的は、無事に果たされた。



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