「私でも、何かができるんじゃないかって……」
《name》犬塚フユキ(いぬづか・ふゆき)
出身は、港のある町。
かつては海外の交易が活発だったらしく、とある外国の建築様式で建てられた大きな図書館が有名。
学校帰りに立ち寄るのが日課であるその図書館に入る前にアンケートに答えたことで――……
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●花を探すことにして1日目。夜。
カフェを出たばかりだけど、もう帰りたい……店員さんの紅茶が恋しい……
でも、背中を押してもらえてるから……がんばる。
また死んじゃった……けど、アエシィさんに助けてもらえて、よかった……
名前も、聞いてもらっちゃった……ありがとうございます……
なんだかクラクラする……休みたい……
コココさんみたいにやさしく、穏やかでいられたら……
●―2日目。朝。
端末?からみんなの声が聞こえる……知らない人の声だけど、それでも安心する……
あの鈴の音、なんだったんだろう……でも、気遣ってもらえている気がした…
●―2日目、夜。
アエシィさん……
●―3日目、朝。
交換してくださる方、いらっしゃるかな……
親切な方に、交換してもらえて、よかった……
ほんとうにありがとうございます
●―3日目、昼。
カフェに戻ってきました……おじゃまします(ただいま)
短かったけど、ほんとうに、長かったなあ……
●―3日目、夜。
自分のためにしたことが、誰かの役に立てるかもしれないって……そう思ったんです。
●―4日目、朝。
寒い……嵐が、どうして……
●―4日目、昼。
北に、大きな、大きなひまわりが見えた気がして……
●―4日目、夜。
紅茶の入った水筒、うれしいな……
●―5日目、朝。
無事に朝を迎えられたのは、カフェのみなさんや、お話してくださった方のおかげ……
あと、時間はどれくらいあるのかな。
●―5日目、夜。
マシロさんとお花を交換してもらえて……雪のお礼もできて、よかった
新しいお友達……サヒナちゃん……
●7日間が過ぎて……
感謝を込めて、このブーケを……
もう終わったからか、朝の目覚めが気持ちいい……チケット、取りに行かなきゃ……
●そして
この島にこられて……よかった。
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何かに触れたり叩いたりしたときの音が好き。
シャンプーや洗剤の裏にある説明書きを読むのが好き。
・ログ公開はフリーです。
・イラストは木製柵様(@sakusakutu)に有償依頼にて作製していただきました。