主題歌『燃えろ限界機甲営業カリフォル』
3,2,1……RRRRRRRR!!!!
(ここでタイトル)
久々の休日 部屋で寝てたら
突如 鳴り響く電話 震えあがる身体
出たくないけど 出なきゃならない
今だ 勇気を振り絞れ
電話に出ろ カリフォル
さあ出勤だ 行くぞ俺は営業マン
お客様のため ノルマのために
放て! 魂のマシンガントーク!
噓も方便 クレームなんて恐れるな
ああ早く帰りたい 帰って猫の動画見たい
燃えろ 燃えろ 燃え尽きろ
限界機甲営業カリフォル
「ありがとうございまぁぁぁぁす!!!!」
↓もはや忘れ去られた設定↓
「休日を有効活用しようと思って、
資産運用のセミナーを受講してたんだけど、
気づいたら、ここにいた」
大手科学機器メーカーの営業マン。
中性子源とか売ってる。
若くして凄まじい営業成績を叩き出し、
今では営業部のエース的存在。
人懐こい性格で上司にも気に入られてるし、
エリートコースを突っ走ってる。
でもまあ、この地位を築くためには、
並外れた狡猾さが必要だったよね。
ということで狡猾です。
それだけでなく割と強欲で、
金と名声のためなら何だってする。
ステータスにも敏感で、
なんだか意識が高そう。いや高い。
自分が大好きで、
プライドが高くて、
たぶん彼、この島の人間の
ほとんどを見下してるよ。
~どうでもいい話~
彼は、とある6人きょうだいの末っ子。
きょうだいとは名ばかりで、
本当は量産型のクローン達が
家族ごっこをしているだけなのだが。
きょうだい達はクローンなので、
もちろん彼と同じ顔。
だが彼はそれが、とても耐え難かった。
きょうだいの中で、ずば抜けて有能な自分が、
どうして無能なきょうだい達と
同じように見られなければならないのか?
きょうだいの中から大きく飛び抜けようと、
彼の意識は高くなっていくばかり。
だが、本当に困った時には、
思わず、きょうだい達に助けを求めてしまう。
そんな自分だけは嫌いだ。
PL:おさかな (@below_292K)