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No.266 鬼鈴
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age:17歳
sex:男
height:154cm
weight:43kg
Trend:理由があれば
Favorite:ひとりの時間
Hate:姉、親、信者
Comment
「何もかもが茶番だ、どうでもいい」
【Battle_Log】
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蜘蛛華鬼鈴

「は?勘弁してくれよ……」
「悪いけど、俺男なんだよね」
「姉さんの持つ力の半分でもあれば、俺は……」


幻想が流入した現実世界「トゥルマ・レアリテ」から送られてきた少年。ツインテールでセーラー服だが少年である。駅前でビラ配りをしていたら急に転送され、戸惑っている。
つっけんどんで口は悪いが、人を能動的に害す勇気はあんまりない。困っている人を平然と見捨てる非情さも持ち合わせていない為、助けてと言われれば断れない。ひねくれものだがなんだかんだお人よし。
また、警戒心は高いが賢さは並の高校生と同じくらいなため、騙しやすい。

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裏側に存在する「トゥルマ・イリュシオン」の幻想が流入した結果、「トゥルマ・レアリテ」の人間には『メデュサ・アイ(Me)』と呼ばれる異能力が発現するようになった。ある者は他者を操り、ある者は獣へと変身し、ある者は他者のMeの範囲を拡げ、ある者はそれら全てを打ち消した。レアリテの人間は激しく混乱しつつも、100年かけて順応していった。

蜘蛛華鬼鈴はそんな世界に存在する、とあるカルト宗教に生まれた。
その教団は強い魅了のMeを持つ女性を祖とし、済度の儀式と称して信者の男と交わることで子を成して後継者を造り出していた。その子は必ず女であり、必ずAランク以上の魅了Meを宿していた。……鬼鈴と、双子の姉神鈴が生まれるまでは。

姉の神鈴はふたつのMeを宿していた。Aランクの魅了Meと、Bランクの捕食Me。しかし見目こそ美しかったが、彼女は白痴であった。そのため、済度の儀式で交わった男を喰らってしまう化け物になった。
弟の鬼鈴は100年の間で初めて生まれた男であり、なおかつMeを持っていなかった。どこまでもただの少年であった。そのため忌み子として去勢され、信仰対象『女神の器』となった姉とは比べ物にならない劣悪な環境に置かれ、女のふりをさせられ、『順番』を待つ信者たちの慰み者にされた。不幸なことに、姉と瓜二つの容姿をしていたから。

異能の溢れる世界に生まれながら、異能を与えられることのなかった少年。
自らの不幸な境遇から脱することの叶わなかった無能力者。
何かを変える勇気のない、暴力の波に潰されるだけの端役。
以上の理由から、彼は悪意の女神マリシエルに選定された。
フタハナ島へ送られ、異能を与えられ、死の恐怖に怯える『一般人』として。
彼の願いは、姉と家族を殺して自由になる事である。

異能名:【限定模造神性:ゼウス】
その身を雷と化す、異世界の神の権能。彼にはうまく使いこなせなかったようだ。
持ち帰り条件:最終日に1人以上を殺害 未達成

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かわいそうな女装少年。
スカトロ以外大体OKです。バディフリー。