Line
No.25 蓉花
main_img
age:26
sex:女
height:155cm
weight:ご想像に任せます
Trend:理由があれば
Favorite:
Hate:
Comment
「さて、在るべき場所に戻りましょうか。」
【Battle_Log】
Line

蓉花

朝霧 蓉花(あさぎり ようか)

警視庁■■■■■■■■■■課■■支部■■係 巡査

彼女は、■■■■■■■症の女性です。
愛想がなく、感情表現が乏しいです。
"願い事を叶える"ときいてフタハナ島へは来ましたが、
殺すことについては、あまりよく思っていないみたいです。

……蓉花には、双子の妹がいましたが。
それはもう、昔のことです。
今の蓉花は、本当は『雨堤 蓉花(あまつつみ ようか)』といいますが
此処での彼女は、『朝霧 蓉花』と名乗ります。

蓉花の願いは、その妹にまつわることですから。


……ですが、蓉花は*フタハナ*を目指しません。
蓉花は、警察官ですから。
弱い立場の人たちを、護るのが仕事です。




けれども、蓉花には
少し力が足りないようです。

蓉花は分かっています。
自分が甘いのだと、
自分のふりかざすものはこの島では邪魔なものだと。
その甘さを棄ててしまったら、そのときは

……きっと、自分だって殺人鬼になるのだって。
わかっているから。
だから蓉花は。いつまでだって甘いんです。




でも、それでいい。
愛を忘れては、いけませんから。












Player
・twitter:@I_am_Rurux
・昼は仕事をして深夜は寝るので、その辺りは置きレスになります。
・ゴア・猟奇表現を行う事がありますが、必ず前振りをするのでその時は拒否してください。
・SNS・ツイッターへの公開はご自由にどうぞ。


















 



蓉花には、双子の妹が居ました。

妹の名前は夢花(ゆめか)。蓉花の、唯一の家族です。





……父親や母親が、いない訳ではありません。

けれども彼女たちの親たちは、所謂虐待親。

満足な食事も与えなければ、手をあげる。

部屋の中に閉じ込めて、出ていけないようにする。

そんな親たちでした。




だから蓉花は いつか

この家を出ることを、考えていました。

でも、蓉花は

夢花と一緒に、家を出る方法が分かりませんでした。

自分ひとりであれば、出ていけるのですけれど

身体が弱い夢花に、無理をさせたくなかったのです。










けれど、あるひ



夢花は、こつぜんと消えてしまいました。




蓉花は、もう夢花は帰ってこないのだと、直感しました。













だから蓉花は家を出て、警察へと助けを求めました。

そうして保護されて、両親は捕まって、

蓉花は、ひとりぼっちになりました。






いつか、夢花をさがさないと。

蓉花はそう思いながら、生きていました。

夢花は、きっと神隠しに遭ってしまったんだと

だから、助けにいかないと、と。

蓉花は思っていましたから、


助けに行くために、つよくならないと と。

蓉花は思いながら、生きていました。


だから強くなるために、たくさんがんばりました。

どうすれば助けにいけるんだろうと、考えました。

助けにいきたいなら、助けることのできる人になればいいんです。





だから蓉花は、一番最初に蓉花を助けてくれた

"警察官"という職業を目指します。



目指して、勉強をして、身体を鍛えて。

蓉花は、一生懸命頑張って、ついに警察官になることができました。






……けれど、夢花を助けると言っても

それはとても、たいへんなことです。


だって、夢花がどこにいるのか、見当もつきませんから。









*



そんなあるひ、

蓉花は、ひとつの招待状をもらいます。


それは、*フタハナ*の招待状。

願い事を叶えられる、と。


蓉花は、「夢花に会いたい」という気持ちで

ペンを走らせ、招待を受けました





*



……願いが叶うと言われたその島は

なんと、参加者全員に殺し合いを強要するようなものでした。

馬鹿らしいと思う反面、

こうして様々な人を集める事のできる、このゲームの主催者は

ただものでは無いのですから。



願いを叶えるなんてことは、造作もないのかもしれません。




だからでしょうか。そんな言葉に踊らされて、

人々は、殺し合いを始めます。




……もちろん、

蓉花と同じように、殺し合いだと知らずに来た人は、たくさんいました。

そんな人達が、安全に家に帰るのを手伝わないと。



…………人を殺す人を説得なんて、

こんな場所ではきっと、難しいんでしょう。

だって、そこには取り締まる"法"がないのですから。




目には目を、歯には歯を


殺意には殺意を、向けるしかありません。



蓉花は、人を殺したくなんかなかったですけど

殺さないことで死ぬ人達のことを考えると、

そんなこと、言っていられませんでした。







デスゲームだと知った時から、

蓉花は、*フタハナ*になる気はありませんでした。

ただ自分が夢花に会いたいというだけで、沢山の人を殺すのは

自分のためだけに、人を殺すのは

…………蓉花には、できません。











そんななか、蓉花は

『蒼月悠希』という少年が、夢花の名前を口にするのを聞きます。

訊けば、『夢花と前に此処で会った』、と。



……胸騒ぎがしました。

こんな場所で、この少年が、夢花と会ったなら。

そしてその夢花が、自分のもとに帰って来なかったなら。









夢花は、ここで死んだのでしょう?


















不思議と、それはすんなりと飲み込めました。

だって、そうでもなければ

夢花が、蓉花のところに帰って来ないわけがないんです。
お外はあぶないって、言いましたから。

だって、そうでもなければ

夢花が、蓉花をひとりぼっちにするはずがないんです。
蓉花が、夢花をひとりぼっちにするはずがないから。


薄々、そうなんじゃないかと思っていたんです。本当に。
でも、認めたくなかった。だって、そしたら本当に、二度と届かないから。





夢は叶わない
だから、夢を求めるのは辞めるしかない。






だから蓉花は、『朝霧 蓉花』をやめます。

蓉花は、『雨堤 蓉花』です。



警察官の、『雨堤 蓉花』です。





蓉花を、ヒーローだと呼んでくれる人が居ます。

ヒーローだと、信じてくれる人がいました。


どれだけちっぽけだろうと、蓉花はだれかのヒーローでした。




だから、愛を忘れません。

だから、警察官としての在り方を忘れません。

だから、夢花への愛は此処においていきます。





だから。


























「ごめんね、夢花。」




「さようなら。」