名前:桃宮 葉月(モモミヤ ハヅキ)
職業:忠犬
武器:鋼の忠誠
得意技:待つこと
とある企業のサラリーウーマン
三徹の末あと一徹で仕事が収まるといったところで
書類と間違えた招待状にサインしたためこの世界に召喚される
世界と折り合いをつける中で短期記憶に障害が生まれたため
襲った相手を思い出すのにすごく時間がかかるようになった
主の命に従い続けるハヅキ
頭を垂れ、仕えた主は自決した。
しかし、主の命により自らが死ぬことを許されず
生きることに絶望しながら生き続ける事しかできなくなった
永劫新たな主を作ることはないだろう
彼女という歯車は二度と機能しないだろう
機構から外れた歯車は壊れることなく、ただ冷たい床に横たわるだけ
……それでもまだ、終わりじゃない。
このままじゃ終われない。
私は命令に背けない。
ならば、私じゃない誰かに、私が動かなくなった後に託せばいいだけ。
私は、落ちた歯車かもしれない。けれど、たとえ落ちても転がり続ける。
一人でだって回り続けて、那由他の彼方にて必ず貴方を救います。
それがたとえ貴方が望まない結末だとしても。
鋼の忠誠【止まることのない歯車】
GOODEND