たいへんにお淑やかで、まるで清楚そのものがお茶会をしているような淑女。
ウィットに富んだ物言いをすることがある。
茶道部を私物化しており、授業後はいつも部室でお茶会をしている。
大喜利部ではない。
オリエントはソウルネームで、本名は吉田 織江。
気に入った相手にソウルネームを授けることがある。
実家はそこそこ有名な時計屋。
彼女はある物の手がかりを探している。
手がかりを求め、(後輩を誘い)招待状に記入をしたが、
既にこの島にはないと踏んでいるようだ。
フタハナを決める戦いに"巻き込まれた"者が多くいると知った彼女は、
己の手腕を彼らのために振るうと決めた。
それは巻き込んだ後輩達への償いでもあり、己が"高貴"を示す為でもある。
"流体"であり、"個体"であり、"気体"に成りうるもの。
彼女は其れを操る異能を持つ。
彼女は其れを"高貴の灯"と呼ぶ。
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彼女の実家が作る時計は、後輩たちほど有名ではない。
幾度となく危機を迎えた、栄えつつも不安定な会社。
ゆえに、彼女はよりよい跡取りとして、気品と学を叩き込まれた。
高貴な時計を売るに相応しい、高貴な令嬢として育てられた。
窮屈な日々に響く、刻み続ける時計の音。
その合間に訪れた祖父の私室で、ある物を見つける。
それは、"時の魔術"について書かれた書籍と、
歪んだ時を知らせる、不思議な懐中時計。
──この島の彼女は、惹かれた神秘の探求の果て。
彼女は愛する友のため、神秘の探求を止めた。
舞う数列は、神秘の時代の終焉を確かに示していた。
魔術でなく技術が時を司る時代が、訪れつつある。
彼女はじき、家業を継ぐだろう。
人々を導き共に助け合う、次期当主として。
不思議な時計と蝋の異能は、そっと胸の中に。
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だいたいフリー。こちらもフリーします。