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No.125 ケンちゃん
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age:14~18?
sex:両性
height:150cm
weight:35kg
Trend:理由があれば
Favorite:全部♪
Hate:全部!
Comment
(微笑んでいる。ただ、静かに。)
【Battle_Log】
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エレオルドという、あらゆる災厄の迫る崩壊目前の世界。
そのある場所で、非人道的な研究が行われていた。

新たな支配者となり世界を支える、新人類を人工的に作り出す実験。
幼い幾つもの人生が、自我が、記憶が、心が踏みにじられた上に目指される新統制の形。

そんな中で、失敗作として処分を言い渡された一人の実験体が行方を眩ます。
消えた先は、殺戮の先で願いが叶うという、恐ろしき島。



実験体は喜んだ。
例え狂った場所だとしても、完全な束縛から解放された今は嬉しかった。
更に偶然にも、同郷の者達とも出会えた。

実験体は思った。
自分の目的は、自分を狂わせ廃棄した者達への復讐。
勝てば全てが叶うこの島で、彼らの世界を救うという願いを利用すれば、
こんなイカれた研究も無くなる。それを以て復讐としよう、と。
あるいは、力を得た上で帰り、己が手で復讐を成そう、と。



――そうして、同じ目的を持つ者達と出会って、話していく内に。

実験体は知ってしまった。
彼らと――特に、自分を認めてくれた友達と共にいる事の、温もりと幸せを。
だから、自分の願いを、復讐に埋もれていた意思を捧げる事にした。友が世界を救う為に。
例え、それが同郷の幾人かと道を違える事になったとしても。

だが、その意思は道半ばで潰える事となる。
人にも化物にもなり切れなかった失敗作の手は、頂点へと立たんとする強大な者へは届かなかった。
最後に強い強い想いを残して、失敗作は崩れ落ちた。



しかし――頂点へ立ったものは、地に伏した者への奇跡を残した。
その奇跡は、最後の想いと合わさり……友へと繋がれる。






――そして。
今はそこには、誰もいない。
静寂の中で花が揺れているだけ。

その花は人間の反抗、復讐の怒りを示すように濃く赤い。
けれど赤い花は、怒りから解放されたかのように、微笑む子供のように、優しく揺れている。

戦乱の中で拉げた残骸もあったはずだが――誰かが持ち去った後の様だ。








☆今は無き存在証明(Profile)
◆廃棄された実験体(本名消去済)
→〝ケンちゃん〟という呼び名を貰う。

一人称:ボク
二人称:キミ
種族:(元)人間
性格:いつも笑ってるポジティブシンキング

とある滅びゆく世界にて。
世界を立て直す新たな支配者を作り出す為秘密裏に行われた実験に使われた者。
目標となる支配者は、
『あらゆる物に対して平等に笑顔を振りまく慈愛ある存在であり、
 平等に破滅も振り撒く存在であり、
 高い不死性を持ち、生命を育む』
という、新の創生と古の抹消を可能とする存在であった。

この実験体も多少の将来性はあったものの、
あらゆる面で絶望的であった世界にて無茶な実験体に浪費できるほどのコストは無く、
半ばにて廃棄される事となる。

その先は死という処分か、それ以上の非人道的な処分か。
不明ではあったが、その時を待つ中で実験体は1枚の紙切れ――招待状を見つける。
その文面をあまり信用はしていなかったが、どうせこのまま終わるのだからと、
最後の足掻きを企む意思はまだ残っていた。




☆とある地の噂(過去詳細)
―――
+新統制者創造計画 実験体判定書

被検体名:■■■■■■■■
年齢:■■
性別:■

当実験体における実験経過を、下記の通り判定する。

1.当実験による被造体(以下 当被造体)は、天の使いの如く万物に平等な慈愛を与えるべき存在となる。
   ――適合率中、未完了。
2.当被造体は、悪鬼の如く万物に対し平等な憤怒を抱く存在となる。
   ――適合率中、未完了。
3.当被検体は、あらゆる障害に耐え、それを払う不滅の力を持つ存在となる。
   ――適合率低、耐久性に関してはやや向上するものの不滅適正には至らず。未完了。
4.当被検体は、多くの生命を作り育み、新たな世界を作り上げる立場となる。
   ――適合率低、未完了。

以上より、実験に耐えうる多少の展望性はあるものの、実験における時間や費用等の観点から見て廃棄、
早急に次実験へと移るべきものとする。

判定:廃棄処分とする

―――


【処分の時間が近づく少し前。
1枚の紙を拾った。研究者が落とした物だろうか、何かの書類だろうか。
どうせこのまま捨てられるんだし、ここのクソッタレな研究員共ををちょっとでも困らせてやろうと拾い上げる。
けれどその文面は、研究の計画書でもなければ報告書でもない。
『1つだけ、何でも願いを叶えられる』という異郷への招待状。

……何だコレ。このご時世でこんな夢物語ある?ふざけてると思った。
まあいいや、捨てられるのを待ってるだけの身、暇潰しに名前でも書いてみようか。
名前――は忘れてしまったから、代わりに今の自分の状況でも書いておこう。名前とは言い難いけど署名した。
もしも本当に願いが叶うなら、そこで歪んだ世界の救いを見つけて自分の思う様に此処を弄るのもいいし、
もっと大きな絶望になって、ボク達被検体を滅茶苦茶に作り変えた連中に報復するのも面白い。】




☆それは確かに生きていた
・アガタ[87]
共に戦った友達。元気な運送屋さん。ボクに〝ケンちゃん〟って名前をくれた。
エレオルドの皆と出会えた切っ掛けをありがとう。

・ハク[99]
共に戦った友達。優しい天使さま。白いから〝ハク〟。
幸せな世界を、どうか。ボクは絶対に また――

・ブレセア[216]
共に戦った友達。静かな巫女さん。
無事かな。また静かな場所で、ゆっくり話したい。