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No.114 スー・パイニャン
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age:11
sex:♀
height:112cm
weight:21kg
Trend:出来るだけ避ける
Favorite:
Hate:
Comment
「……ばいばい!」
【Battle_Log】
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「あたしね、おーさまにプレゼントされるんだよね。」

「だから今からあたらしいお家にいくの、おーさまはえらいからおっきいお家にすんでるのかな?」

「イーサンねえさんとアルねえさんは元気かな。」

「イーサンねえさんとアルねえさんはあたしより先にプレゼントされたんだよね。」

「たまにお手がみが来るんだ、いつもたのしいってかいてあるんだよ!」

「あたしもね、今からそこに行くんだと思うととってもたのしみなんだ!」

「だからね、この手だってはなせるよ。さみしくないよ。ばいばい、お母さん。」





名前:四桃娘<スータオニャン>

出身:中国

種族:人間

役目:王への献上品

備考:肉質は柔らかいが少ない



『姉』からの手紙に混ざっていた招待状を移送先の建物で開きフタハナへ来た。
その体躯は非常に華奢であり、年齢比で非常に未熟だ。
身体からは常に桃の香りがしており、さらには汗や涙、唾液に至るまで桃の味がする。
左手足に巻きつけられた包帯は、今はまだ白い。


この島に訪れてその日、一人の猫の少年に助けられた。

そこで話し合い、王への献上品としての自分より

母の愛を受ける自分を是とする。

少女は母の元へ帰るため、島を渡り歩く決意をした。

未熟な子供は、たくさんの人達に助けを求める。




この島では、たくさんの出会いがある。

そしてそれだけ、たくさんの別れがある。

別れを知らなかった少女は、別れを知ってしまった少女は。

あの時の光景を思い出す。

「ねえさんたち」が、馬車に乗っていくあの光景。

わかっていた。もう会えないことに。

わからなかった。おかあさんの涙の理由。

そして、わかってしまった。

別れることの、悲しさを。



2020年11月5日

この日少女は再び深い別れを知る。

この島に来てから……いや、生まれてはじめて出来た『友達』。

すでにこの世ならざる存在だった彼を、少女は知らず、恋をした。

初めての友達、初めての片想い。

この島は、そんな少女の小さな感情さえも弄ぶ。

誰とも結ばれることのない一人の少年と、彼に恋した一人の少女。

決して成就することのない感情は、涙となって頬を伝う。

そしてこの身体は。

流す悲しみ、流す涙さえも。


『桃』となる。


それから程なくした夜のことだった。

1つの『兵器』が作動した。

それは、全てを1つにするという。

『兵器』と接触してしまっていた少女は、強くこの影響を受けてしまった。

周囲の大合唱に飲み込まれながら、遠い遠い『泥』と出会った。


二度に渡る触手での拘束、機械頭の必死な叫び。

あらゆる策が講じられて行く中、少女だけが『それ』に抗えなかった。

まさに今、『泥』と1つになろうとした瞬間。

手が、差し伸べられた。

少女は泥になることよりも、その手を取ることを選んだ。

一つになることよりも、誰かの隣に居ることを選んだ。

『兵器』は稼働を停止し、少女はその場に崩れ落ちた。

そして、セイレーンの手によって、森へ帰ることが出来た。

少女はその事を覚えていないだろう。

それでも、あの手のぬくもりは。

忘れることは、ないだろう。


2020年11月6日

少女は空を飛ぶ巨大なマグロをみた。

セイレーンのまぐろが狙っていた、大物だという。


そして、また一人と、お別れをした。

島の向こうであの時、少年と一緒に励ましてくれた人。

『彼』は抜け道があるって言っていたけれども。

少女はまた一つ、別れを重ねた。



2020年11月7日

この日は片付けを熱心にやっていた。

手持ちには使えそうなものを片っ端から集めていた。

当然、手に持てないものだって出てきた。

誰かにあげるよ、そういった。

一人の、翼を持った少女が来た。

彼女は滅びそうな自分の世界を救いたいのだそうだ。

少女はそれを応援した。

彼女は少女の目的を聞いて。

すこし、複雑な顔をした。



2020年11月8日

この日、フタハナがきまった。

あたしは今日でこのしまとさよならする。

ここでは色んな人と出会った。

そして、色んな人とわかれた。

そして、あたしもおわかれして。

おかあさんに、あうんだ!


……いたかったあしも、かゆかった手も。

今はなんともかんじない。

どうしてかな?みどりのかみの人が、こっちを見てた気がするんだ。

かんけい、なかったのかな……。


##<桃娘>についての文献##

はるか昔、中国であったと噂される一つの与太話。

中国のとある地域では、王族へ献上するための『食用人間』が畜産されていたという。

食用人間――クンタラともいうが、それは生後すぐに味付けが行われていく。

桃娘となった幼子は、赤ん坊の頃から桃以外を口にさせないのだ。

そうすることでその身体はあらゆる部位が桃の味になるという。

そうして育て上げた桃娘は、10歳の誕生日に王へと送られる。

そして王は桃娘を、隅から隅まで味わうのだ。

もちろん、食『以外』にも。


桃娘はその偏った食生活により幼少期から糖尿病を患う。

11を過ぎた頃に四肢の壊死がはじまる、それ故に寿命が短い。

例え王への献上を免れても、その未来は長くない。




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